ついに悲願を達成したレオを祝福して、抱きしめ、まるで自分のことのように涙ぐんで、よろこんでくれているのは、もちろん、偶然にタイタニック号に乗り合わせた悲運の恋人たちを演じた間柄のケイト・ウィンスレットに決まっています…!!
通算で5回めのノミネートにして、ようやく…と言うよりも、その1回めのノミネートを果した「ギルバート・グレイブ」(1993年)で、初めて演技の天才の本領を世に示して以来…と考えれば、実に約23年めにして、やっとオスカー像を手にすることができたレオの晴れの姿をあらためて、ご覧ください…!!
前半はオスカーのスピーチのお決まりとして、「ザ・レブナント」の共演者のトム・ハーディや、A・G・イニャリトゥ監督へのお礼に続けて、自分を育ててくれた名匠マーティン・スコセッシ監督をはじめとする関係者や、周囲の人たちへの感謝のあと、最後は極めて真面目な環境活動家として、プライベートの移動手段は自転車のレオらしい気候変動への警鐘が語られています…!!