今朝の全米映画ボックスオフィスBEST10で、健闘の初登場第3位にランキングしたことをお伝えしたリメイク・ホラー「キャリー」のプロモーションのため、ニューヨーク・コミック・コンを訪れた際に、レイヤーさんらと一緒に写した記念写真のうちの1枚です…!!、なお、昨日の日刊クロエ・モレッツちゃんでも、チラとふれましたが…、
主人公が女子高生で、学園モノのホラー映画の「キャリー」にとって、主な観客となるのは、クロエ・モレッツちゃんと同世代の若年層のはずですが、映画の視聴制限が大人向けの R 指定であるため、当のクロエ・モレッツちゃんですら、自分の映画なのに、保護者同伴でなければ鑑賞することはできません。よって、ターゲットである観客層と視聴制限とがマッチしていないため、「キャリー」が映画館で大ヒットすることは、あらかじめ望めないのでは…?!ということになります。
それなのに、3,000万ドル前後のオープニング成績を、製作・配給のソニー・ピクチャーズは期待していたようなのですが、素人目からしても、その読みは、映画興業のセオリーを知らないんですか…?!ということになってしまいます。ですから、「キャリー」のオープニング成績は、そのソニピの誤った読みにもとづけば、期待以下でガッカリ…となりますが、実際は健闘と解釈することが可能で、むしろ、前述の映画館の視聴制限の事情を踏まえれば、この先のホーム・エンタテインメントとしての DVD/Blu-ray の二次市場のセールスや、レンタル稼働率にこそ、「キャリー」の真価が問われることになるはずですね…!!