セス・ローゲンとジェームズ・フランコのバカ映画「ジ・インタビュー」に端を発する騒動は、CIA の記事を読んで、ある程度はわかったけれど、でも、こうした状況下で、ソニー・ピクチャーズの社員の人たちはどんな風に、ふだんの仕事をしているんだろう…?!といった、日常的な自分たち目線のことが、ちょっと気になってみたりしませんか…?!、そうしたソニピの社内事情について、Tech Crunch のジョン・ビッグスが、匿名を条件に、ソニピのある女性の社員を取材したレポートによれば…、
まず当たり前のこととして、オフィスは厳重な監視下に置かれているそうです。そして、一般社員が日常の業務をこなすにあたって、部署によっては、パソコンやプリンターが、ちゃんとそれなりの数が備わってはいるものの、そうでないオフィフスは、全体で1台か、2台のパソコンしかなく、それをみんなで使いまわすか、自前の iPhone や、タブレットを使うことになるそうですが、しかし、メールのやりとりは本当に必要最小限にとどめられ、ファイルの添付は厳禁。よって、昔ながらのFAXをまた使い始めたので、書類をプリントするため、倉庫からオンボロのプリンターを持ち出しては、どうにか、また動くようにするといった次第で、まるで、過去の1992年に取り残された職場のようだわ…という環境だそうです。
けれど、そのように不便でも仕事をデジタルに頼らなくなったせいで、上司や同僚と直接に面と向かって、話す機会が増えたため、お互いの人間関係の絆が深まって、一緒に困難に立ち向かうような空気が自然と出来上がることに…といった功罪にもなっているようです。ただし、かつてない規模のハッキングによって、社員や取引先企業の情報も奪われ、今や、ブラックマーケットで売買されているばかりか、自分個人の銀行口座までハッキングに遭ってしまった…!!といった人までいるようですから、やはり、気は許せない深刻な状況ですね…。尚、今回の事件で、自分のパソコンが完全に使えなくなった人たちがいる一方、Mac ユーザーは無事だったそうですから、う~ん、ぼくも SONY の VAIOから Mac に変えたほうが…とか思ったんですが、あれッ?!、SONY のスタッフなのに、Mac ユーザー?!というのも変ですし、SONY のパソコンを使ってないせいで無事だったというのも皮肉なオチですね…!!